魔剣戦士ヒュンケル
2020.12.12
ダイのアバンストラッシュはヒュンケルには通用しなかった。
アバンとその弟子に対する強い憎しみに燃えるヒュンケルは、「鎧の魔剣」をまとってダイたちにぶつかっていく。
あらゆる攻撃呪文をはじく最強の鎧は、ダイ、ポップ、マァムの三人がかりの攻撃もものともしない。
いったいなぜ、ヒュンケルはそんなにもアバンを憎むのか?
マァムが疑問を投げかけると、彼は自身とアバンの過去を語り出した。
ヒュンケルは、魔王軍のモンスターである地獄の騎士バルトスに育てられた身だった。
しかし、バルトスはアバンによって命を奪われてしまう。ヒュンケルは父の仇を討つために、アバンに弟子入りをする。
修業を経て力を付けたヒュンケルは、独自に編み出した必殺剣・ブラッディースクライドでアバンを攻撃するが、返りうちに合う。
そうして死にかけていたところをミストバーンに救われて魔王軍に加担したのだった。
過去を語り終えたヒュンケルがダイにとどめを刺そうとしたそのとき、クロコダインが現れ、満身創痍のダイとポップを戦線から離脱させる。
ヒュンケルはクロコダインを倒し、戦場に残されたマァムを人質にしてダイたちをおびき寄せることにする。
第11話 予告動画